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2017
09.02

建築用語と人のつながり

突然ですが・・・クイズです。次の話の中にいくつの建築用語があるでしょう?
おやおや、大工の熊さん、なにやら怒り心頭です。ちょっと覗いてみましょう!!
  「お前は大体、基礎がなっていない。ろくに勉強もせず、物事を成そうとしているのは土台無理!本当に分かっちゃいない。お前はいつも羽目を外しすぎなんだよ。
男たるものは一家の大黒柱としてどっしりと構える事が必要なんだ。相槌しか打たない、たちが悪い奴だな!お前さんみたいに人さん家の敷居が高いなんぞと言っていたら
付き合いなんて出来やしない。もじもじしていたら、門前払いをくわされるのがおちだ。本当にお前は、うだつの上らない奴だな~。俺が、折角、話してやっているのに、
ぬかにのようじゃ、おめえのかかあも、いの一番に逃げてしまうぞ!」 いかがでしたか?
  昔から、日常会話の中に建築用語が多く使われています。衣食住、中でも家を中心とした考え方の表れだと思います。その中の一つに「うだつが上らない」が、あります。
地位や生活が良くならず、繁栄しないという意味はご存知のことと思います。うだつとは長屋の両脇につけられた装飾された袖壁のことで、延焼を防ぐ為に付けられていました。
 
また、「敷居が高い」これはよく使われますね。理由があって、よその家に行きにくい。出入口の敷居が高いとまたがねばならず、おっくうな状態を表したのでしょう。今では
バリアフリーの家が多く、若い子達には「敷居」が何かすら通じず、今後この例えは無くなることでしょう。
  言葉だけでなく、人の生活も変わっていこうとしています。なかでも、人と人との関わり方でしょうか?。熊さんのように人に意見することも、長屋の人たちのような近所付き合いも
少なくなってきているように思えます。人とのつながりは、まずは近隣からと思う私も、今となっては昔人間になったのかな~?
  HASI HAUSでは、クイズの正解を知りたい方だけでなく建築のご相談も、敷居をうんと低くしてお待ちしております。(笑)
                                                      
  橋本 良一                                                     

                                                            
                                                                                 
 

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