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2018
10.04

“お年頃”

  私も、お年頃になったものだと痛感いたします。人生において大きな節目は何度か訪れます。この世に生を受け、手を引かれながら育つ幼年期、自分形成に励む少年期、社会人として自立と責任を担い始める青年期、社会の一員として活躍する壮年期、熟した経験を人に伝える中年期、人生を充実したものに仕上げる高齢期。その時々、自分なりに精一杯であっても、振り返ってみて初めて気づくことが多いのが、人生に思えます。溯ることができる歴史(時間)が長くなってきた橋本です。

  その歴史の中で、一瞬にして遠い昔に降り立つ事ができる魅惑のひととき、時空間を旅できる同窓会を開催いたしました。なんと当学年初、高校卒業以来42年ぶりの開催でした。残っている面影をたどると自然に高校時代に戻り、当時のことが昨日のことのように蘇る。同級生って不思議ですよね!還暦を迎えたオッチャン・オバチャンが○○君・○○ちゃんと呼び合って、いろんな話の花を咲かせるのですから。相手の履歴に多く触れ無くとも、それぞれの42年の人生を認め合い、心地よい空気が流れる会場になっていました。本当に楽しく、意味深い、還暦同窓会でした。

 60歳となると、色々な決断ごとも増えてきます。仕事はといえば、(定年)退職を今するのか、もっと延ばすのか。はたまた新たに起業するのか、迷いどころ。老いた親と今後どのように向き合うのか、自分の終の棲家はどこにするのか。身の回りの整理も気になり始める頃ですね。都会で築き上げたコミュニティーでの生活がありながら、田舎を知らないパートナーに今更、田舎暮らしを強要できない環境の人も多く、週末婚を余儀なくされている話も耳にします。
 最近増えてきた相談は、実家の空き家管理や田畑・山をどうするのか。「先祖が守ってきた土地を自分の代で…」といろいろな葛藤の中で、酷な判断を迫られることもあるでしょう。ほんと、この世での悩みは尽きませんね。

                           橋本 良一

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