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《優れもの・蓄熱暖房機》　

 　最近、本当に実感として良い物だな、とつくづく感心したのはこの冬から初めて使っている

「蓄熱暖房機」です。

　これは、地熱住宅（オール電化）の我が家にはうってつけで、割安な深夜電力で朝７時まで

の間、蓄熱暖房機本体の中にある熱を蓄えるレンガのような物を加熱。その後は、夜まで放熱

して家全体を 輻射熱で温めるもので、北海道などの極寒の地では以前から普及していたよう

ですが、空気を汚さず それでいて経済的。局所暖房ではなく全館暖房なので冬のトイレや

脱衣所の 屋内の温度差で、よくお年寄りが倒れる「ヒートショック」も防ぐことが出来ます。

 

　ただ、局所暖房のあの「ポカポカ」に慣れていたわが身には少々薄ら寒く感じられるのも今

のところ事実。屋外で５?６℃のときで、家の中は１７?１８℃ですから十分暖かいはずなの

ですが、実感とし ては「寒くない」程度。でも、結露は皆無。空気は当然、火を使わないので

きれい。２４時間暖房なので 外出や帰宅の時に、点けたり消したり燃料を補給したりの手間

いらず。 　１階も２階も各部屋の暖房はリビングに鎮座するこれ１台で今のとこ間に合ってい

ます。寒ければファ ンを回して暖気を強制的に出すことも出来ますが、基本的に本体がジワッ

と熱くなり部屋の空気全体を温める輻射熱方式。

　この冬わが町の本格的寒さにこれ１台でほんとに凌げるのか若干不安ながら、点けてもう直

ぐひと月を迎えます。

　クリーンでエコ（多分・・・）健康的。単純なメカなのですが時代のニーズにマッチした商品とし

てこれか ら普及するんではないかと思います。

　石油ストーブやエアコン暖房よりはるかに快適ですので。・・・