コラム

人間と機械の近未来に向かって

2019年01月31日

2000年問題、コンピュータが西暦下二桁管理のため、パソコンに誤作動の誘発を懸念。
2007年問題、団塊世代の大量退職に伴う、社会全体の雇用形態が様変わりする不安。
2011年問題、テレビ放送が地上デジタルに移行、アナログ放送が停波し映らなくなる心配。
2025年問題、団塊世代が後期高齢者となる為、介護・医療費の急増による予算圧迫が深刻。

  色々な問題が予想され、その度に様々な取り組みがされてきました。案外、問題にならなかった事もありましたが・・・。今後の大きな予想は、2045年問題です。かなり先のようですが僅か26年後の事。「人類はどうなるの?」って感じで、不安すら感じます。

  それは、「機械(コンピューター)の能力が、人間の能力を超える時点(シンギュラリティ)を迎えること」です。人間の知能的長所と機械の知能的長所が融合できたり、機械が人間から技能や知識をダウンロードできたりするそうです。究極は、機械が機械自身のプログラムにアクセスし自ら修正するなど、意志や精神を持ち、自立出来るらしいのです。産業革命後、物を運ぶ仕事の筋肉質の人たちは、機械に仕事をとられ追いやられたのと同じように、近未来には現在、人間が行なっている仕事を機械(コンピュータ)に委ねることとなります。現在の半分以上の仕事は、機械が行うといわれています。

  AI(人工知能)を備えたロボットと対抗するのではなく、上手く付き合う術も必要になってきますね。 想像を超えた発達に驚く前に、近未来を受け入れてみたいと思います。
 その第一弾として、土師新町のモデルハウスは「IoT」を導入し、スマートスピーカーに話しかける事で、お風呂のお湯はりができたり、照明器具の入・切ができたり、シャッタ-の開閉、玄関キーの施錠等、利便性を高めた住宅を創ります。今後も色々助けてくれる、「OK グーグル」は、頼りになる相棒として、仲良く楽しみたいものですね。
 年号も新しくなっての8月、モデルの完成・オープニングをお楽しみに!!
                            
                             橋本 良一