「子育てグリーン住宅支援事業」最大160万円補助のGX志向型住宅とは?
2024年12月13日
2024年11月29日、「子育てエコホーム支援事業」の後継となる新しい補助金制度「子育てグリーン住宅支援事業」が発表されました。
最大160万円の補助金を受け取れるこの制度は、環境に配慮した住宅づくりを支援することを目的としています。
特に注目されるのは、すべての世帯が最大160万円の補助を受け取ることができる「GX志向型住宅」ではないでしょうか?
そこで、今回は
〇GX志向型住宅とは…
〇対象となる家は?具体的な条件とは…
の2点についてご紹介します。
1.GX志向型住宅とは?
「GX志向型住宅」は、「グリーントランスフォーメーション(GX)」の理念に基づき、環境負荷を最小限に抑えながら快適で持続可能な暮らしを実現する次世代型住宅です。
GX志向型は、再生可能エネルギーの活用やZEH水準を大きく上回る省エネ性能を取り入れることで、CO2排出量を大幅に削減しながら、住む人に快適で持続可能な生活空間を提供します。 単なる省エネ住宅にはとどまらず、エネルギーの自給自足を目指し、さらに環境負荷を最小限に抑える設計が特徴です。
これにより、居住者にとって快適で経済的な生活を提供しつつ、地球環境への配慮を両立します。
2.補助金を受け取るための具体的な条件
〇断熱等性能等級6以上(UA値0.46、HEAT20 G1)※福知山市の場合
〇再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
〇再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
これらすべての条件を満たした場合、1戸あたり160万円の補助金を受け取ることができます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
〇断熱等性能等級6以上(UA値0.46、HEAT20 G1)
「断熱等性能等級6」とは、国土交通省が定めた住宅の断熱性能の評価において、7段階の評価のうち6番目に高い等級であり、高い断熱性能を実現し、省エネ効果を発揮します。
冬でも室温がおおむね13度を下回らない基準であり、「断熱等級を4から6に上げたときに、約30%の省エネにつながる」とされています。
〇再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
一次エネルギー消費量とは、冷暖房や換気、給湯、照明などによる消費エネルギーの合計値のことをいいます。「年間の光熱費」と言い換えることもできます。
この光熱費を「省エネ基準」で定められている一次エネルギー消費量からさらに35%以上削減した状態にするという基準です。
〇再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
住宅の高性能化(高断熱・高気密)やパッシブデザインを取り入れた住宅にすることで、エネルギー消費を最小化。さらに太陽光発電を採用し、消費エネルギーよりも多くのエネルギーを生産(自家発電)することで、条件を達成することができます。 簡単に言うと「計算上自給自足できるように、太陽光パネルを設置しましょう」ということになります。
3.補助金を活用した住まいづくりをご検討の方へ
HASI HAUSでは、UA値0.46以上(HEAT20 G1)を標準仕様として採用しています。
これにより、高断熱・高気密な住宅で冷暖房費を最小限に抑え、家計に優しい住まいを提供します。
また、再生可能エネルギーの活用や高性能な設計で、GX志向型住宅に対応した住まいづくりをサポートします。
補助金を利用して未来志向の住宅を建てたいとお考えの方、また補助金の詳細についてもっと知りたい方は、ぜひHASI HAUSにお問い合わせください。
私たちと一緒に、家計にも地球にも優しい家づくりを始めませんか?