コラム

「子供の可能性を広げる絵本の読み聞かせ」イベントレポート 
前編「子育てサポート 絵本お読み聞かせ&育児のヒント講座」

2025年03月23日

「子供の可能性を広げる絵本の読み聞かせ」イベントレポート 
前編「子育てサポート 絵本お読み聞かせ&育児のヒント講座」
こんにちは!広報室の藤田です!

前編・後編でお届けする「子どもの可能性を広げる絵本の読み聞かせ」イベントレポート。
前編では「知育×住宅 子どもの可能性を広げる絵本の読み聞かせイベント」の様子をお届けします。本イベントでは【ソフトウェア(絵本の読み聞かせ)とハードウェア(住宅環境)】の両面からお子様の成長を支える知育について深く掘り下げました。


会場風景:親子で共有した笑顔あふれるひととき


楢葉先生(絵本未来創造機構)のやさしい声に耳を傾け、絵本の世界に引き込まれる子どもたち。その表情には、感動と興味があふれていました。

また、読み聞かせの大切さやコツについてもお話しいただきまいした。
「絵本をただ読むだけではなく、テンポよく話しかけるに読むことが、右脳を活性化させる秘訣です。」
読み終わった後は「すごいね」「最後まで聞けたね」と褒めることで、子どもの自己肯定感を高めることができるといったアドバイスも。

絵本を通して子どもの自己肯定感を高めることで、勉強への意欲や学力向上という好循環を生み出す効果があり、新たな挑戦や行動を起こしやすくなる。他社の良いところを見つけられるようになるなど、周囲にポジティブなエネルギーをもたらせる人になっていきます。


学びの一コマ:IQもEQも育む絵本の力


絵本の読み聞かせは、語彙力の向上だけでなく、感情理解や共感力(EQ)の発達にもつながります。
「6歳までに脳の90%が完成する」といわれているこの時期に、読み聞かせを通して幸せに生きるための「プラスの回路」を育ててあげましょう、とのメッセージが印象的でした。



住宅がもたらす知育の効果

イベント後半では、コマツアキラ氏(一般社団法人 日本人の健康をつくる断熱リフォーム推進協議会 事務局長)より、住宅環境が子どもの成長に与える影響についてお話をいただきました。


「断熱・換気・間取りが整った家は、子どもの集中力や健康にも直結します。」
具体例として、
1.換気設備を整えることで、二酸化炭素濃度を低下させ、学習の定着率・睡眠の質を高める。
2.断熱・気密性を向上させ、足元から暖かい環境を作ることで、子どもの疾病率を低下させる。
3.照明を工夫し間接照明などを取り入れることで、学習効果を高め、睡眠の質も向上。
4.お手伝いしやすい動線を作ることで、子どもの社会性を育むことができる。
5.思春期を考えた間取りで信頼関係の構築ができる。
など、知育を考えた家づくりで得られる効果について解説がありました。


未来の子どもたちのために


今回のイベントは、絵本を通じて知育と住環境という異なる視点が交差することで、より深い学びが得られる場となりました。
「子どもの可能性を広げるために、親ができること」ーーそのヒントを、参加者の皆さまに持ち帰っていただくことができたのではないでしょうか?

私たちは、これからも「家族の暮らしと成長を支える家づくり」をテーマにした取り組みを続けていきます。
ぜひ、次回のイベントにもご参加ください!