献血活動
2017年05月30日
第6回を迎えましたHASI HAUSの「Markt」は、天候にも恵まれ、お陰様で盛況の内に終えることが出来ました。多くのご来場の方々、そして各地からお集まりいただきました出店者の皆様。そして、協力業者の皆さん、弊社スタッフ。皆さんのお力添えなくして物事は進みません。感謝感謝の橋本です。
お力添えといえば、今年も献血カーがやってきてくれました。赤十字のスタッフの皆さんを始め、4時間半の中で、50名あまりの方が心を寄せてくださいました。人の役に立ちたいと思って来てくださるその想いが嬉しいです。当社ではこの献血活動を50年近くしていますが、やはりこれも来て下さる方があってこそ存続できることで、有難く思っています。
献血についての記事を見つけました。初めての輸血は小羊の血液を使用したらしく、その後ヒトの血液に代わったらしいです。当時は血液型が発見されておらず、成功率はきわめて低かったそうで、1900年にラントシュタイナーがABO血液型を発見し、死亡率を減らすことができたとのことです。今から80年前にアメリカで血液銀行が、65年前には日本赤十字社血液銀行が開設され、輸血の頻度が飛躍的に伸びたそうです。
現在では最も大切なのが需要と供給のバランス。血液は21日しか利用することができず、常に必要な量の確保が問題となっています。年々減少する献血量、特に若い人たちの献血離れが深刻で、今後の展開次第では大きくバランスが崩れるかもしれません。自分達の命を自分達で守る。まさに互助の精神も合わせて、人々に訴えかけていきたいと思います。
橋本 良一