コラム

原発視察

2013年05月16日

 先日、高浜の原子力発電所 見学に参加する機会を頂きました。
昨年は、仙台石巻にも視察に行く機会があり、原発の内部にも興味
があり参加申し込みをしたのです。
 
まずは、原発の敷地内に入るには検問所で本人確認を免許証で、
チェック。ボディチェックもさながら、テロ対策には余念がない様子
でした。内部の格納庫中に入るときにはパンツ一枚に専用の衣服
をまとい、出る時には線量の確認の為ゲートのようなところでこれ
またチェックといった具合でした。
 
福島原発吉田所長のノンフィクション「死の淵を見た男」職員たちが
命がけで戦った様子と重なり、意味深いものとなりました。
 
エネルギー問題をとやかく言える立場にはないのですが、資源のない
国での原発は、現在のところ仕方がないのかなとも感じます。事故の
起きない様に、あらゆる手を打ち改善を図っていらっしゃる職員の人
達に、敬意を表したいと思います。
 
 これからは、エネルギーもベストマッチングを図り、ひとつに偏らず、
太陽光や蓄電システムなどの活用により、エネルギーも地産地消の
時代に入ってきます。エネルギーの自給自足化と共に、私たちの出
来ること、省エネルギーな生活が可能な住まいづくりを推し進めるこ
とで、この地球環境を維持するために一役担いたいと思います。