コラム

安心を確実に。

2013年11月01日

  「地震、雷、火事、親父」と いう諺はもうあまり聞かなくなってしまいました。その理由の一つに、父親の存在感の変化・父親から雷が落ちるなんてこと滅多になく(私も含めて)、友達感覚の親子関係が多くなっているのでは?二つに!!あれれ??この諺の中に台風がない!私たちを苦しめている台風が入っていない!
地震、雷、火事、親父?は予告なしに突然に現れる事が前提なのかなどと、一人勝手な思いを巡らせながら調べてみると、予想外なことが。どうも親父の大本は大山風(おおやまじ)といい台風のことらしいのです。びっくり!納得!全部天災のことだったのです。でも何故、途中で親父に変わったか、疑問は残りますが・・。<`~´>
 
 先日、京都府主催の「地震改修のススメ」講習会に参加してきました。京都にも断層帯が多く存在しており、「近くでは、綾部(上林川断層)、網野(郷村断層)、亀岡(亀岡断層)など」最大で震度7の揺れが想定されているそうです。また、近年よく言われる「南海トラフ巨大地震」発生の際には京都府でも、震度6強の揺れになると言われています。今まで大きな地震の度に建築基準法は改正され、建物の構造は,徐々に堅固なものとなってきました。近年の地震発生の調査結果から明らかになってきた事は、昭和56年5月以前に建てられた建物は被害が大きいということだそうです。

スミマセン!!!決して皆様の恐怖心を煽ろうとしているのではなく、それぞれ対策を練る必要があると思うのです。建築基準法の第一条の条文は、「国民の生命、健康及び財産の保護を図り・・・・・」と謳われています。
国(府・市)も、この対策に手を差し伸べてくれています。「耐震プラスで安心 最高 90万」といった補助金制度が制定されています。国(府・市)も太っ腹!、安心して住まえる家つくりの提供を国共々、私たちも取り組んで参ります。地震改修には、自信がありますのでご自身でご確認の上、お声掛けください。
                                         
                                                                                                     橋本 良一