コラム

頑張れ、日本!! 頑張れ、世界のアスリートたち!!

2014年02月01日

 いよいよ、7日から『第22回冬季オリンピック』ソチ大会が始りますね。
私も、今からドキドキしています。(選手ではないのですが、、、)4年をかけて練習に励み、代表の座を得て、そしてオリンピック大会。国民から結果を求められるプレッシャーの中での一発勝負は、考えてみれば酷なことですが、逆にこれこそがオリンピックの魅力の一つなのでしょう。

   一番の見どころといえば、浅田真央ちゃんがキム・ヨナさんに雪辱を晴らし、有終の美を飾れるか? 心配なのは、前回のようなキム・ヨナびいきのジャッジです。そんな事に悩まされることなく、フェアーな大会?!を期待するのは国民の願いですよね。

   もう一人、私が、期待しているのは、女子ジャンプの高梨沙羅選手です。まだ17歳と若く、152㎝の小さな体の何処にその強さが隠されているのでしょう? 
  彼女は、助走の低姿勢や機械のような安定したフォームなどの技術面がずば抜けて優れているそうです。その上、その日のコンディションに合せて、最善のフォームで飛び出し、飛距離に結びつけることのできる適応能力を持ち備えていることが、安定した結果に繋がっていると言われています。
  また、メンタル面の強さを口にしている人もいます。
「さらに距離を伸ばしたい、優勝したい」という強い思いに向かって彼女が努力してきた結果と、競技に向かう素直さ、それこそが彼女の強さに結びつくのでしょう。

   この事は、スポーツに限らず、我々の社会でも通じる話だと思います。消費者(お客様)の現在必要とされる要求だけでなく、将来必要とされるであろう欲求に対しても、先を見越して、作り手の技術やアイディアで提案していく力を持ち備える事。そして、物事に向かう素直な気持ちで創り上げてこそ、社会で生き残っていくことが出来ると思います。そんな、たくさんのヒントを秘めた大会から、目が離せません。毛布にくるまり、応援の日々が続く事でしょう。

「頑張れ、日本!! 頑張れ、世界のアスリートたち!!」          
                                                                                                 橋本 良一