卒業式の思い出。
2014年03月17日
突然ですが、私の祖父がよく言っていた言葉があります。
「男がなくのは、首が飛んだときだけや!」と。子供心に、首がないのにどなして泣くのや!!と突っ込んでいたのですが、今思えば、結局、男は泣くもんやない!泣いたらあかんのや!!という教えだったのでしょう。
物心ついて、この教えを破ったのは、小学校の卒業式でした。式も終わり、下級生のブラスバンド?の♪蛍の光♪に送られて、正門を出るや否や、無性に泣けてきたのをよく覚えています。同級生は、みんな同じ中学校に行くので別れるわけでもなく、先生や下級生はといえば、またいつでも会える郷里にいるわけだし、じゃあ、なぜ?と思っていたのですが・・・。
その涙は、「巣立ち」の涙だったのかと、今更ながらに思い直しています。
「おいどんも、人の子だったのかと思うがバッテン、よか経験になったと、我ながら嬉しかとですたい!」
橋本 良一
「男がなくのは、首が飛んだときだけや!」と。子供心に、首がないのにどなして泣くのや!!と突っ込んでいたのですが、今思えば、結局、男は泣くもんやない!泣いたらあかんのや!!という教えだったのでしょう。
物心ついて、この教えを破ったのは、小学校の卒業式でした。式も終わり、下級生のブラスバンド?の♪蛍の光♪に送られて、正門を出るや否や、無性に泣けてきたのをよく覚えています。同級生は、みんな同じ中学校に行くので別れるわけでもなく、先生や下級生はといえば、またいつでも会える郷里にいるわけだし、じゃあ、なぜ?と思っていたのですが・・・。
その涙は、「巣立ち」の涙だったのかと、今更ながらに思い直しています。
「おいどんも、人の子だったのかと思うがバッテン、よか経験になったと、我ながら嬉しかとですたい!」
橋本 良一