オフグリッドな生き方
2017年05月02日
「サバイバルファミリー」観ましたか?
私達の生活の中で、突然電気が遮断されてしまう。照明も付かなければ、水も出ない。高層ビルでもエレベーターは使えず、自動ドアも開かず、電車も車も走らない。コンビニ店舗の食料は底をつき、食べることもままならず、風呂にも入れない。TV、携帯、PCからは一切情報も入らない。そんな生活に陥った日本を舞台に繰り広げられる一家族の奮闘記です。今の社会が、いかに電気に依存しているか?本来の衣食住とは何か?家族とは何か?生きるとは何か?を考えさせられる時間でした。是非とも、ご覧頂くことをお薦めする橋本です。
映画の様に極端な事はないにしても、「オフグリッドな生活」を求めている人が増え始めてきました。電気の引き込み線をカットし、電力会社と縁を切ってしまう生活です。太陽光パネルや風力、水力などなどを活用し、蓄電して使用する自給自足の生活です。当然、エネルギーの使用量も極力切り詰めます。全てが家電頼りの生活から切り替え、この生活を始めている人曰く、「生活に慣れてしまえば、それは不自由に感じません」とのこと。
この流れは、東日本大震災が大きく影響しており、自ら電気を作る生活は災害に強く、何処か安心感があるからとも言われています。付加価値や利便性に雲隠れした本来の生きる喜びは、電線を通しては送られてこないのかもしれませんね。
橋本 良一