コラム

「備えあれば憂いなし!」

2018年10月29日

今年の台風は発生数が多く、日本各地で大きな被害に見舞われました。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 台風被害の原因は、強風と大雨の2つに大別できます。福知山市では、台風被害といえば水災を連想しがちですが、今年の台風をみると強風被害も大きく報道され、今後は双方の心配が必要となりそうです。

 強風対策としては、外壁や屋根、物置などが外れたり、朽ちたりしている所が無いかを確認し、適所に補強や処置を行なえば安心。家の回りの植木や自転車なども片付けることで近隣や通行人への被害を食い止めることになりますね。
 ところで、屋根が飛ぶなんて・・・。と思われる方も多いのではないでしょうか?
最も多い原因は屋根の劣化に気づかなかった、というものだそうです。屋根は、1年365日、外気にさらされ雨風の影響を常に受けています。わが家の損傷だけでなく、近隣の方に迷惑をかけないためにも、屋根材の「ズレ、ヒビ、変色、コケ」などのチェックが必要です。1枚でも屋根材が飛んでしまうと、他の屋根材、下地材等にも影響を与えてしまいます。
 
 雨対策は、情報収集を確実に行い安全を確保することは勿論、普段から、家の廻りの状況も観察しておく必要があります。崖や山沿いの場所では、「小石がぱらぱら落ちてくる」「雨が降り続いているのに川の水位が下がる」「地鳴り・山鳴り」「堤防からの漏水」といった、前兆にも気を配る必要があるようです。
一方、水害を食い止めるために、敷地や建物に水が入り込まないようにする止水グッズも種類が豊富になってきました。一度ネットで検索を!
 
 「備えあれば憂いなし!」
もうそこまで冬が来ています。大雪対策のため屋根が気になる方は、ご相談ください。
                             橋本 良一