コラム

「コンパクトシティ」

2019年04月02日

「コンパクトシティ」ってご存知ですか?

  都市計画や街づくりの理念、あり方を示す概念。住宅、職場、店舗、病院など、生活に必要な機能を中心部に集めることで、マイカーに頼らず、公共交通機関や徒歩で暮らせる街にすること。新興住宅地や大型店を郊外につくる開発パターンが、「シャッター通り」をつくり、自動車を持たない高齢者を孤立させている現状を見直す試みで、上下水道や道路などのコストを抑える効果もある街づくりのことです。(web知恵蔵より引用)

  皆さん!!立地のいいところに集まって住みましょう!利便性の高い生活が待っていますよ!!学校や病院、スーパーや商店街も近く、街並みも良く環境がいいですよ!!と。皆さんの生活が集合すると、道路や水道のインフラ整備の費用が軽減されます。また、環境が良くなると土地の評価も上がり、固定資産税など税制面も安定しますね。コンパクトで快適なサービスを受けられる市町村を創りましょう!!と。各自治体は、住むべき場所とそうでない場所を区分する事が出来るようになったのです。人の集まる立地の良い居住地域を「居住誘導地域」=「コンパクトシティ」と定めています。

  まず、平成10年に中心市街地活性化法が施行され、その後、平成18年には改正中心市街地活性化法ができ、翌年に青森市と富山市が認定を受けました。今では、120の都市が認定を受け160の計画が進んでいます。
  福知山市はどうなのかと思い、市役所に電話で尋ねてみました。まだ検討中とのお返事をいただきましたが、将来を考えると通らなくてはいけない道のように思います。

   我々は、分譲地等開発する業者でもあり、町づくりの一部を担うものとして、これらのことも考慮しなければなりません。コンパクトの中にも、魅力を一杯詰め込んだ町づくりを念頭におき、事業展開を進めて参ります。                     
                             橋本 良一