バックグラウンドへの想い
2019年09月03日
高校卒業後8年間は地元を離れていました。帰省するとスケジュールはびっしり。墓参りや年始の挨拶は勿論のこと、いろいろな友達との約束をはめ込んでいました。地元で励む友、都会で居場所を確立する友、互いの生活ぶりの情報交換は、自分の立ち位置を確認するいい機会だったように思えます。いつでも昔に戻って馬鹿笑いできたり、今を共に生きるいいライバルであったり、すぐに相手を認め合えるあの空気に身を置くために帰省していたように思える橋本です。
たくさんの事を吸収しようとして闇雲に頑張った二、三十代、中堅として周りを巻き込みながら推し進めた四、五十代。そして今、人生の仕上げに差し掛かった六十代。その歩みの中、特に地元を離れた人にとっては、幼少から育ってきた実家やそこに住む人たちのバックグラウンドに想いを馳せる人は多いことでしょう。
最近、世代交代進行中の私の友人達から、こんな声を聞くようになりました。代々続いたこの土地(実家)を今後どのように収めればいいのか。自分は育った思い出があるものの、自分の子供達は帰ってこないだろう。親戚や近所の手前もある、将来この地をどうするのが良策なのだろうと、今年のお盆も話題に上がりました。
私はいつもこう答えるようにしています。「悩んでいるうちは手放さないほうがいい。自分で納得できた時に次のステップを踏むべき」と。何事も、明確に判断できてからの行動でないと、後々後悔するのは目に見えていますからね。
橋本 良一
たくさんの事を吸収しようとして闇雲に頑張った二、三十代、中堅として周りを巻き込みながら推し進めた四、五十代。そして今、人生の仕上げに差し掛かった六十代。その歩みの中、特に地元を離れた人にとっては、幼少から育ってきた実家やそこに住む人たちのバックグラウンドに想いを馳せる人は多いことでしょう。
最近、世代交代進行中の私の友人達から、こんな声を聞くようになりました。代々続いたこの土地(実家)を今後どのように収めればいいのか。自分は育った思い出があるものの、自分の子供達は帰ってこないだろう。親戚や近所の手前もある、将来この地をどうするのが良策なのだろうと、今年のお盆も話題に上がりました。
私はいつもこう答えるようにしています。「悩んでいるうちは手放さないほうがいい。自分で納得できた時に次のステップを踏むべき」と。何事も、明確に判断できてからの行動でないと、後々後悔するのは目に見えていますからね。
橋本 良一