コラム

あけましておめでとうございます!

2024年01月12日

 2024年がスタートしました。本年は十干十二支でいう『甲辰(きのえたつ)』となっております。十干で1番目である『甲』と、十二支中、唯一の架空動物である『辰(龍)』は、ともに勢い強くチカラが芽吹く年といわれております。振り返ると60年前の1964年(甲辰)は、東京五輪開催や東海道新幹線開通などがあり、高度成長期が益々隆盛となっていきました。ということは、今年もオリンピック年であり、 7月下旬にフランス・パリにて開催されます。また、同じ7月には新紙幣の発行です。サヨナラ福沢諭吉。こんにちは渋沢栄一。他にもお札は津田梅子や北里柴三郎といった人物に総替わりです。これだけ聞くと、なんだかワクワクしてきました。

 さて、経済的には大きな改革が起こりそうです。いわゆる「2024年問題」です。働き方改革法案により、例えば、物流においては、ドライバーの労働時間に上限が課されることになります。 具体的には、ドライバーの時間外労働時間が、年間960時間に制限されることで、一人当たりの走行距離が短くなり、長距離でモノが運べなくなると懸念される問題です。このことにより、政府は運送費の認識をしっかりと消費者に持ってもらいたいということから、世間に定着している「送料無料」の表示は事業者としては打ち出しにくいような政策を実施するそうです。今後、持続可能な物流の実現について、しっかり理解することで、消費者の意識改革や行動変容を促すとともに、運賃・料金が適正価格に転嫁・反映されていくと消費者庁は言っていますが、私たち生活者にとっては「また値上げか~」となんとも、もどかしい気分になります。しかしながら、人件費自体が上がらないと私たちのお給料も上がらないということなので、益々もどかしい・・・・
 
 コロナ禍から始まった物価上昇は、これからも進みそうです。おそらく今後も下落はないと思うと、いずれ買おうと思うものは、どうやら早めの購入がよさそうです。住宅に関しましても、新築・リフォームともに、今年も補助金が充実しております。ただ、例年加速しているのが申請期間前の予算打ち切りです。工事をされる方は、必ず申し込みが必要なので、こちらも早めに予約されるほうがお得なようです。

 物価のドラゴンは、どうやらどんどん天高く昇っていきそうですが、私たちも気持ちのうえでは、一緒に昇っていかなければなりません。『HASI HAUS』は、本年でブランド名称新設から11年目を迎えます。4月よりまた新たな動きをする予定です。(勿体ぶりな言い方で申し訳ございません)只今、それに向けてスタッフ一同着々と準備をしておりますので、どうぞお楽しみにお待ちください。

 本年も大切な住まいづくりを通じて、お客様の生涯の安心を約束し、魅力ある企業を目指してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
上田 公平