コラム

2年目大島の現場監督日記 ー外装工事編ー

2024年03月28日

今回は、外装工事のレポートです。



 HASI HAUSでは、主に窯業系サイディングの外壁材を採用しています。窯業系サイディングは、セメントを主原料とし、耐火性に優れています。外壁は、家の印象も大きく変わるため、サイディングの割りや目地などの設計をはじめ、徹底した施工をしています。


遮熱透湿防水シートを全面に貼っていきます。このシートは、遮熱効果があり屋内の湿気を屋外に逃がし、水は通さない優れものです。下から上に貼っていき、内部に雨水が入らないようにします。雨漏れは住宅の躯体や断熱材にも影響を及ぼすので、防水処理も徹底しています。


次に下地を施工します。この下地に金具をとめサイディングを貼っていきます。下地の厚み分の隙間ができることによって、通気層の役割もします。水切り※ から入った空気が通気層を通って、軒天から抜けるように空気を循環させます。

水切り※ にもポイントがあります。水切りの下端に網目がついているものを採用。コウモリやネズミなどの害獣の侵入を防止します。


サイディングを貼ります。



タッチアップ検査
外壁検査の一つで、サイデイングに傷や汚れがないかの確認をします。
大島 優亮